30年ぶりにアメリカから帰国し、うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学講師の沙希。そこで出会ったのは、一風変わった多様な人々だった。コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを描く物語。